
せっかく世界一周するのであれば、綺麗な風景などを写真に残しておきたいですよね。この記事を読めば、世界一周に最適なデジカメや一眼レフ・ミラーレスカメラがわかります。
世界一周をする上で重要だと思われる
- 携行性(重さ)
- 価格
- 耐久性
の3つの観点で評価し、世界一周にベストなデジカメや一眼レフ・ミラーレスカメラを選びました。
もくじ
世界一周にはミラーレスカメラか一眼レフカメラのどちらが良いか
世界一周に持っていくカメラを選ぶ上で一番最初に悩んだのが、ミラーレスカメラと一眼レフカメラのどちらにするのかです。双方に良いところがありますが、私は世界一周にミラーレスカメラを持っていくことを決めました。
ミラーレスカメラのメリット
- 値段が安価
- コンパクトで携行性が高い
- 盗難の心配が多少は減る
世界一周をする上でのミラーレスカメラのメリットは主にこの3つです。それぞれについて詳しく解説いたします。
値段が安価
私は学生であり、稼ぐことの出来る収入に限度があれば、使うことの出来る資金にも限度があります。一眼レフカメラを購入するのは資金的にキツいと判断しました。
もちろん、ものにもよりますが一眼レフカメラはミラーレスカメラに比べて高価。カメラ本体だけでなく、レンズも含めると値段がかなり違ってきます。
コンパクトで携行性が高い
個人的には世界一周のカメラ選びで一番重視したポイントです。世界一周は長旅になるので、出来る限り荷物を減らした方が楽になります。
一眼レフカメラはその性能故にミラーレスカメラと比べると大きく、また重さも重いです。そのため、携行性に優れているとは言えないでしょう。
盗難の心配が多少は減る
世界一周をする際は、多少治安の悪いと言われている地域も回ってみたいと思っています。一眼レフカメラは効果であり、尚且つ大きいためとても目立ちます。
ミラーレスカメラは多少小さいですし、盗難しようにも一眼レフカメラに比べると価値は劣ります。そのような理由から多少は盗難の心配が減ると考え、私はミラーレスカメラを世界一周の機材に選びました。
世界一周にベストなミラーレスカメラを紹介
色々と悩みましたが、私は世界一周に持っていくミラーレスカメラはOM-D E-M1 MarkⅡに決定しました。まずはOM-D E-M1 MarkⅡのメリットを紹介します。
世界一周のミラーレスカメラにOM-D E-M1 MarkⅡがおすすめな理由
OM-D E-M1 MarkⅡには様々なメリットが存在します。私が世界一周に持っていくカメラをOM-D E-M1 MarkⅡに決めた理由は以下の通りです。
- オーロラ撮影にも耐えうる防滴・防塵性能
- 廉価版モデルのため比較的安価で購入可能
- カスタマイズ機能により使いやすさが向上
オーロラ撮影にも耐えうる防滴・防塵性能
OM-D E-M1 MarkⅡには完全な防水機能はついていませんが、防滴・防塵機能が備わっています。例えば、氷点下でのオーロラの撮影や砂漠での撮影にも耐えられるぐらい耐久性が高いです。
世界一周の途中でカメラが壊れてしまうと大変なので、防滴・防塵機能が備わっているOM-D E-M1 MarkⅡがおすすめです。
廉価版モデルのため比較的安価で購入可能
OM-D E-M1 MarkⅡには、上位機種であるOM-D E-M1 MarkⅢが存在します。そのため、廉価版であるOM-D E-M1 MarkⅡは比較的安価で入手できます。例えば、楽天市場で中古のOM-D E-M1 MarkⅡを探せば、7万円程度で購入可能です(2022年1月現在)。
カスタマイズ機能により使いやすさが向上
OM-D E-M1 MarkⅡには多彩なカスタマイズ機能が搭載されています。カスタマイズ機能を用いることで、片手だけでカメラの操作を完結させることも可能です。
OM-D E-M1 MarkⅡ以外で世界一周におすすめなミラーレスカメラ
今回は購入に至りませんでしたが、世界一周に持っていくカメラとして最終候補まで残ったものを紹介します。
- SONY α7 Ⅲ
- Nikon D500
- OM-D E-M5 MarkⅢ
SONY α7 Ⅲ
SONYのミラーレスカメラで、センサーサイズはフルサイズです。そのため、星空撮影やオーロラ撮影をメインに世界一周をしたい人にはベストなカメラだと思います。
しかし、フルサイズであるため、非常に高価です。可能であれば購入したかったのですが、予算的に手が出ませんでした。
Nikon D500
Nikon D500も世界一周に持っていくカメラの候補に入りましたが、
- 760gという重さ
- 20万円近い本体価格
を理由として購入には至りませんでした。
OM-D E-M5 MarkⅢ
OM-D E-M5 MarkⅢは、OM-Dシリーズの中でミドルエンドモデルに該当し、OM-D E-M1 MarkⅡよりは性能が部分的に落ちる分、価格は安くなっています。
OM-D E-M5 MarkⅢとOM-D E-M1 MarkⅡで大きく異なるのは、連写性能です。動体撮影を主にする方は、OM-D E-M1 MarkⅡがおすすめです。
世界一周に持っていくカメラのレンズ
ミラーレスカメラの強みはレンズを替えることによって様々な写真を撮ることが出来る点です。世界一周には3つのレンズを持って行こうと考えております。
汎用ズームレンズ:OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED14-150mm F4.0-5.6
汎用ズームレンズとして、OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED14-150mm F4.0-5.6を購入しました。このレンズはフルサイズ換算で、最大300mmの画角での撮影が可能です。
f値は少し物足りないですが、色々な場面での汎用性が高いと感じ、このレンズを選びました。世界一周に持って行くレンズは出来る限り少なくしたいものです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
【作例】
ISO 800
F5.0
SS 1/1000s
2022年1月に奄美大島にて撮影
広角ズームレンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
星空やオーロラの撮影に用いる予定です。出来ればF値がもう少し低いとありがたいのですが、最低限オーロラ撮影も出来る値であるのでこれに決めました。ワイドビューな景色を撮るのにも最適です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
【作例】
ISO 800
焦点距離 11mm
f 2.8
露出時間 1/3
2021年11月函館にて撮影
単焦点レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
スナップ撮影などに便利な単焦点レンズです。ポートレート撮影などにも適しているこちらのレンズに決めました。F値が小さく、良いボケを出せるのではないかと期待しています。
しかし、このレンズは高価なためとりあえずこのレンズを現時点では使用しています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
【作例】
焦点距離 25mm
f 1.8
露出時間 1/60
2021年12月宮古島にて撮影
PROレンズには及びませんが、それでも十分ボケます。趣味で使う分には問題ないレベルでしょう。
世界一周に持って行く三脚など
三脚は荷物になるため持って行くか悩みますが、星空やオーロラを撮影したいので持って行くことに決めました。
三脚:Velbon UT-43Q
私が世界一周に持っていく三脚はUT-43Qです。簡単にこちらの三脚のスペックを紹介します。
- 質量:1080g
- 耐用積載量:2kg
- 最低高:336mm
- クイックシュー搭載
世界一周に持って行く三脚として一番重視したのは携行性です。UT-43Qはコンパクトでありながら、その性能はとても優れています。
メンテナンス用品
世界一周では過酷な撮影条件もあるため、日々のメンテナンスは重要です。どの商品でも良いと思いますが、こちらの商品を購入しました。
世界一周に持って行くその他のカメラ
世界一周にはミラーレスカメラの他にもカメラを持って行く予定です。
- TG-6
- GoPro
世界一周のデジカメはTG-6がベスト
TG-6はいわゆるコンパクトデジカメで、主に水中カメラとして使用します。PT-059という専用のハウジングを使用すれば、ダイビングにおいても写真撮影が可能です。
ガラパゴス諸島などに行く際は、ぜひダイビングをすることをおすすめします。その時、TG-6があれば水中の絶景も写真に残すことができます。
TG-6はマクロ撮影にも強いので、マクロレンズ代わりとしても使用する予定です。
GoPro
水中撮影やアクション撮影に便利なGoProを持って行く予定です。GoProに関しましてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
まとめ
- 世界一周のカメラ選びは携行性が重要
- 世界一周のカメラにはOM-D E-M1 MarkⅡが最適
- GoProなどのカメラもあるとより世界一周を楽しめる
世界一周のカメラ選びで一番重要なのは携行性です。世界一周は長旅になるので、出来る限り重い荷物を持ち運びたくはありません。
そのため、世界一周のカメラはコンパクトなOM-D E-M1 MarkⅡに決定しました。三脚は荷物になるので好みが分かれますが、UT-43Qを持参する予定です。