
実際の最東西南北端
(最北端)択捉島

いわゆる北方領土のうちの一つの島です。日本が領土を主張していますが、ロシアの実効支配が続いております。
択捉島は観光できるのか?
出来るには出来るのですが、オススメは出来ません。正式に上陸するのであればサハリンを経由してロシア政府からビザの支給を受けて上陸するわけですが、それは日本の政府の主張とは異なってしまいます。
元島民やその先祖であれば日本から正式な手段で渡航することも出来るようですが、それ以外の人は難しいのが現状なようです。
(最南端)沖ノ鳥島

島なのか…? という疑問を持つ人もいるかも知れませんが島だと認定されているので島です。日本の本土よりもグアムに近いところに位置しています。
沖ノ鳥島は観光できるのか?
残念ながら基本的には出来ないようです。マンホールのような島とその護岸工事の部分しかないため上陸は難しく、時々ツアーが催行されておりますが台風などの影響により一度も実現しておりません。
数年に一度ツアーは開催されているようなので、次の機会があれば狙っていきたいとは思っています。ですが、過去何度も企画されながらも全て流れているので呪われているとしか思えませんね、、笑。
(最東端)南鳥島

名前に南とついておきながら、最南端ではなく最東端の島です。紛らわしいですね。この島ですが、日本の島で唯一他の島と排他的経済水域で接していない完全な離れ小島です。
それだけに重要な領域であり、近年レアアースが近くで発見されたことからもその重要性は更に高くなりつつあります。
南鳥島は観光できるのか?
残念ながら出来ないようです。自衛隊や気象庁の職員になるしか基本的には行く方法はないようですが、作家の池澤夏樹さんが取材で訪れた実績があります。
マスメディアの方が訪れた情報も出てきたりするので、沖ノ鳥島に比べればまだ上陸のチャンスはあるように感じられました。
私も機会があればもう少し調査してみて上陸の機会を伺ってみたいと思います。
(最西端)与那国島
観光できます。
実際に到達可能な最東西南北端
(最北端)宗谷岬
北海道稚内市にある宗谷岬が実際に到達可能な日本の最北端だそうです。
宗谷岬への行き方
札幌空港-稚内空港(飛行機)
稚内空港-稚内駅 (バス)
稚内駅-宗谷岬 (バス)
一応札幌駅から車で行くことも出来るようですが、片道8時間ほどかかるのでオススメは出来ません笑。
(最南端)波照間島・高那崎
波照間島は沖縄でも人気の離島ですが、その島にある高那崎が実際に到達可能な日本の最南端だそうです。
高那崎への行き方
那覇空港-石垣島空港(飛行機)
石垣島空港-波照間島 (高速船・フェリー)
高那崎までは波照間港からレンタサイクルで25分ほどで行けるようです。
(最東端)納沙布岬
北海道の根室市にある納沙布岬が実際に到達可能な日本の最東端だそうです。
納沙布岬への行き方
札幌空港-中標津空港(飛行機)
中標津空港-根室駅 (バス)
根室駅-納沙布岬 (バス)
公共交通機関を使って行くことが出来るようです。ちなみに、最北端の宗谷岬からは車で8時間ほどで行くことが出来ます。
(最西端)与那国島・西崎
これは実際の日本の最西端と同じく与那国島です。与那国島は沖縄本島よりも台湾の方が近く、晴れている日には台湾を岸から目視することも出来るそうです。
西崎への行き方
与那国空港へは那覇空港や石垣島空港からアクセスすることが出来ます。西崎までは与那国空港から車で約15分ほどです。
いつかは日本の本当の最東西南北端を制覇してみたいものですが、かなり厳しいことがわかってしまいました。
北海道の北部や与那国島などはまだ訪れたことがないので、機会があれば実際に到達可能な最東西南北端は是非とも訪れてみたいです。
以上。